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相手の感情に巻き込まれない~自分を俯瞰できる自分になる~


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今日は自分を俯瞰するお話。

 

私たちは毎日、たくさんの人に囲まれて生活しています。

たくさんの人に囲まれているのは、有り難いことで、人としてたくさんの経験をすることが出来るので楽しいし、成長することも出来ます。

 

有り難い反面、自分の思いもよらない相手の行動や言葉に振り回されたり、戸惑ってしまうことと有ります。心ないことを言われ、心が傷つくことも有ります。

 

私も先週1週間、身近な人の不機嫌に巻き込まれてしまい、謂れの無いことを言われたり、八つ当たりをされたりして辛い毎日を過ごしました。

 

以前の私は、身近な人の機嫌が悪いと機嫌の悪さに完全に巻き込まれてしまい、オロオロ、オタオタし、相手に何とか機嫌を直してもらおうと機嫌をとったり、相手から八つ当たりをされても「自分は八つ当たりをされても仕方のない人だから」と諦めたりしていました。

 

時間が経ちその人の機嫌が直ると、私自身も安心しますが精神的には疲れ果て「どうして自分はいつもこうなのか。」とガッカリしていました。

 

ですが、今回は相手の機嫌が悪くても、私自身は相手の機嫌に巻き込まれず、相手の感情の渦の中に入り込まないよう意識的に自分を律っしてみました。

どんなに相手から嫌なことを言われても、八つ当たりと思われる行動を取られても、「私は巻き込まれない。」、「相手の機嫌は私には責任はない。」といつも自分に言い聞かせました。

それでも、途中から相手からの罵倒や乱暴な行動に泣き出してしまいそうになったり、オロオロ、オタオタしそうになったり、相手の機嫌を取るようなことをしそうになりましたが、「私のために、ここで諦めてはダメ」と強く自分に言い聞かせました。

 

今回、自分が相手の機嫌に巻き込まれず、自分自身を律していると、状況を客観的な俯瞰出来ることに気がつきました。

俯瞰してみると、自分自身の心の動きや心の仕組みを知ることが出来ました。

「こういう時、自分はこんな風に感じるのか。」

「こういう時、自分はこうすれば気持ちを立て直すことが出来るのか。」

いろいろなことに気がつくことができました。

 

そして、何と言っても巻き込まれず俯瞰することで精神的に立ち直りが早く、相手の機嫌に疲れ果てることもありませんでした。

 

人に囲まれて生活していれば、どうしても自分以外の人の精神状態の影響を受けてしまいます。

喜びを分かち合ったり、一緒に楽しんだり良いこともたくさんありますが、

怒りを吐き出されたり、不機嫌や不安に巻き込まれることもあります。

 

一緒にいる人の気持ちにある程度寄り添うことも必要です。気持ちに寄り添い合うために私たちはートナーを得たり、家族を得たりします。

 

ですが、相手の気持ちの全てに責任を持つことは出来ません。

 

相手には相手の感じたいことを感じる自由があります。

あなたにはあなたの心を守る自由があります。

 

お互いの自由を尊重し守るためにも、あなたは相手に巻き込まれず、自分自身を俯瞰してみましょう。

 

俯瞰することで相手との間の嫌な空気が薄くなることもあります。

これは気持ちに寄り添うことも効果的なことも有ります。

何よりもあなたが疲弊しないことで、相手とのこれからの関係が変わります。

 

慣れないうちは難しいでしょう。最初は巻き込まれていることを意識するだけだ良いのです。

意識を向けると巻き込まれなくなります。

 

相手の感情の渦に巻き込まれない。

自分自身を俯瞰する。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

いつもあなたを応援しています。