今日は、こころない言葉はうけとらなくてよいお話。
「あなた、そんなこともできないの?みんなはちゃんとできているのに。」
「あなただけは、私よりも遅いと思っていたのに!!」
「まだ、そんなことやっているの?あなた、やる気あるの?」
毎日の生活の中では、必ずしも、あなたを応援したり、励ましたりする言葉だけが、あなたに対して掛けられるわけではありません。
残念ながら、ときには、「そこまで言わなくても・・・。」、「私そんなふうに思われていたんだ・・・。」、「それを今、言うんだ。」と思ってしまうような言葉を掛けられてしまうこともあります。
私たちの周りには、いろいろな人がいます。それぞれ、考えていること、思っていると、感じることは違います。
いろいろな人がいるということは、多様性があり、自由な発想が生まれ、豊かな世界に繋がっていきます。
多様性や自由な発想からは、産み出されるものも多様性があります。
言葉には、普段、私たちが考えていることや自分の中で信じていることが無意識に投影されています。
いろいろな人がいるということは、いろいろな考えがあり、いろいろな信念があります。
いろいろな考え、信念があること自体は悪いことではありませんが、考えや信念を投影した言葉が発せられ、発せられた言葉にも多様性があるということです。
あなたに対して発せられる言葉のすべてをあなたが受け取る必要はありません。
あなたはあなた自身が受け取りたいと思う言葉だけ受け取ればよいのです。
あなたに対して発せられる言葉は、相手があなたを思って忠告してくれていることもあるかもしれませんし、相手があなたに気持ちを許しているからこそ、つい、余計なことを言ってしまっているかもしれません。
相手には悪気はない言葉であったとしても、今のあなたにとって辛かったり、悲しかったり、寂しかったりする言葉は受け取らなくてよいのです。
相手の忠告や親しみを受け取ることよりも、今のあなたが良い気分でいることの方が大切です。少しでもあなたが嫌な気持ちになるのであれば、相手の言葉を受け取るのはやめておきましょう。
相手に言われたときから時間が経って
「あの言葉は相手は自分のことを思って言ってくれていたのかもしれない・・・。」「相手は自分に気持ちを許しているから、あのときはあのように言ったのかもしれない・・・。」
相手の言葉をあなたなりに良い気分で受け取れるようになったとき、受け取りましょう。あなたが良い気分にならない限りは受け取りません。
受け取らない方法は簡単です。
あなたが相手から掛けれられて嫌な気分になったその言葉自体は忘れて、嫌な気分になったその気分を感じ切りましょう。
あなた自身が嫌な気分になったことは、なかったことにすることはできません。
嫌な気分になったことをあなたの中でなかったことにしてしまうと、嫌な気分はいつもでもあなたの中に残り続けます。
あなた自身は掛けられた言葉や、嫌な言葉を掛けられたこと自体を忘れてしまっても、あなたの内側は、嫌な気分をずっと覚えていて、嫌な言葉を掛けられたことにずっと捉われてしまいます。
嫌な出来事にあなたの大切な時間を取られてしまうことは、もったいないことです。
嫌な気分を感じ切りましょう。
「あんな言葉を言われて、本当に辛かった。」、「あのような物言いをされて、本当に寂しい。」いろいろな感情が湧いてくると思います。それをすべて感じ切ってしまいましょう。
その時は辛いかもしれませんが、感じ切ってしまうと、ふとあなたのココロが軽くなる瞬間があります。軽くなった瞬間が感じ切った瞬間です。
嫌な気分を感じ切ってしまえば、もうあなたは大丈夫です。
嫌な言葉を掛けられたことをあなたは客観視することができるようにまりますし、嫌な気分はあなたの中から消えています。
私たちの周りには有り難いことにたくさんの人がいます。
たくさんの人がいることは心強いときもありますが、あなたが意図しな悲しい出来事がもたらされることもあります。
あなたはあなたの周りの人を変えることはできませんし、もたらされる出来事を変えることもできません。
ですが、対処してあなたがあなた自身を守ることはできます。
あなたが嫌な気分になる時間を少しでも短くして、良い気分でいられるようにあなた自身をあなたが守ってあげてください。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。