良い企業に就職できたら、幸せになれる。
素敵な彼氏彼女がいたら、幸せになれる。
綺麗で大きい家に住めたら、幸せになれる。
・・・・になれば、幸せになれる。
・・・・になれば、満足できる。
私たちは、毎日の生活の中で幸せを感じたいと考えています。
究極、私たちは、幸せを感じるために、毎日、活動をしていると言えます。
私たちは、いつの頃からか気がつかないうちに、
「幸せは遠くにあって手に入らないもの」、
「幸せは、必死で頑張らないと手に入らないもの」
と思い込まされてしまっています。
以前の私も、幸せについて自分の思い込みがありました。
頑張って、頑張って、頑張って、やっと自分の下に幸せが訪れる。
自分は頑張っても幸せにはなれない。
幸せになれる人は、ごく一部の恵まれた人たちだけ。
幸せを感じられても、また直ぐに、手の届かない遠くに行ってしまう。
私は自分の幸せにこんな思い込みを持っていました。
この思い込みを持っている間は、幸せが私の下に訪れることはありませんでしたし、ずっと頑張っていました。
幸せを感じることができなくて、イライラしたり、焦りを感じたり、周りの人に八つ当たりしたりしたこともありました。
幸せが感じられない、毎日。
私たちは、たくさんのもの、人を持っているのに、今自分が持っていないたった1つのものに異常に焦点を当ててしまいます。自分は100個持っているのに、なぜか、自分が持っていないたった1つの持っていないものに焦点を当てて、無いことを嘆いたり、誰かをなじったり、自分自身を責めたりしてしまいます。
充足に焦点を当てず、不足に焦点を当ててしまいます。
たくさんのものを持っているのに、持っていないものに焦点を当ててしまいます。
今、自分が持っているものを楽しみ、堪能し、自分は幸せだと感じようとしないで、
今、自分が持っていないものを熱望し、悲観し、自分は不幸だと感じようとします。
幸せって、全てを持っているとか、人よりたくさん持っているとか、無限に与えられているとかではないのです。
幸せって、今の自分が持っているもの感じる心の在り様です。
自分の目の前に既に「ある」ことを感じられる心の在り様なのです。
ある、ある、ある。
「今、自分の目の前には既に充分ある」、ということに焦点を当てられるようになった人から幸せになれるのです。
充足に焦点を当てられないと、いつまで経っも充足を感じることはできません。
年収が300万円だった人が、年収3,000万円になっても、世の中には、1億円、10億円を稼ぐ人もいますから、年収が10倍になっても、まだ、充分ではないと考えてしまいます。
自分史上最高の彼氏、彼女と結婚しても、自分の旦那さんや奥さんよりもカッコいい人、美人な人、優しい人は世の中にたくさんいますから、素敵な人と結婚しても、まだ、充分でないと考えてしまします。
自分自身が充足を感じる在り様にならなければ、絶対に自分自身に幸せは訪れません。
あなたが今、幸せを感じられていないのであれば、まずは、既に十分であることに気づいて感じてみましょう。
ブログを読めるネット環境がある、通勤に使える電車がある、会社に行けば一緒に働ける上司や仲間がいる、時間になったら食事ができる場所がある、お金がある、作ってくれる人がいる。
あなたは既に十分持っているのです。
あなたは既に幸せなのです。
あとはあなたが自分自身が幸せだと感じるだけです。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。