昨日は、
思考のミニマリストになると、
人生が変わっていくお話しをしました。
今日はこれについて
もう少しお話ししたいと思います。
heartwarminglife.hatenablog.com
私たちは、
自分の中に
もう一人の自分がいます。
もう一人の自分、
私はこの人のことを
「ミニちゃん」って呼んでいるのですが、
このミニちゃんは、
私たちが生まれた瞬間から、
ずーーーーーーっと、
自分の内側にいて、
ぜーーーーーーっと、
自分に付き合ってくれてます。
起きている時も、
寝ている時も、
常にミニちゃんは
私たちを見守り助けてくれています。
ご飯を食べれば、
消化してくれて、
栄養を食べ物から取り出してくれますし、
風邪をひけば、
治るようにあれこれケアしてくれます。
身体が疲れていれば、
心配そうに見守り、
自分が寝ている間、
必死でマッサージしてくれますし、
自分に何か出来事が起こると、
一緒に喜んだり、悲しんだりしてくれます。
ミニちゃんは、
いつでも一緒にいて、
常に見守ってくれています。
私がこのことを知ったのは、
つい、最近のことです。
それまでの私は、
自分の全てを
身体を持っている、
この自分が全部決めて、
全部やっていると
思っていましたし、
自分の内側に
ミニちゃんがいることを
知識として知りませんでしたし、
そんな自覚もありませんでした。
でも、
思い返してみると、
確かに、
ずっとミニちゃんは、
私と一緒に居てくれていました。
そして、
悩み事があれば、
それを一緒に考えて、
最善のアドバイスをしてくれていましたし、
身体が疲れている時は、
休むように言ってくれていまし、
嬉しいことがあれば、
一緒に喜んでいてくれました。
ずっと、ずっと、ずっと、
一緒にいて、
見守って、助けてくれていました。
そして、
ミニちゃんが
やってくれていたことは、
言ってくれていたことは、
全てが最良最善でした。
ですが、
そんなミニちゃんを
私は、
ずーーーーーーーーーっと
無視しまくってきました。
ミニちゃんが
「少しは休んだ方がいいよ。」
って言ってくれても、無視。
「そんなに悩まなくても大丈夫だよ。」
って言ってくれても、無視。
「いいことあったね!!嬉しいね!!」
って言ってくれても、無視。
「それはこうすれば解決できるよ。」
って言ってくれても、無視
何を言ってくれても、
何を教えてくれても、
何をしてくれても、
ずっと、無視。
無視、無視、無視。
ずっと、無視。
私は、
自分の中の
もう一人の自分を
無視しまくってきました。
もう一人の自分は、
いつも私に対して忠実で
いつも私を誠実に見守り、
本当に自分が好きなこと、
本当に自分が感じていること、
本当に自分が望んでいることを
いつも、いつも、
私に教えてくれていました。
なのに、
私はずっと無視。
小さい頃から
自分を感じることを
制限されてきた私は、
いつの間にか
自分の中のもう一人の自分を制限して、
自分を感じることを
やめていました。
小さかった自分は、
自分を感じてしまうと、
生きていくことが
困難になってしまっていたからです。
そして、
それはいつしか、
自分のクセになり、
大人になった自分も
自分を感じないようになっていました。
自分を感じないと、
その空いたスペースに
他人の感情が入り込んできます。
他人の感情は
自分は感じることが出来ません。
感じることが出来なけど、
自分の中に確実にある。
これを自分の中に
放置しておくことは出来ませんので、
あれやこれやとたくさん思考しまくって
他人の感情に何とか意味づけをします。
本当に自分が好きなことは感じないけど、
他人が好きなことを思考しまくる。
本当に自分が望んでいることは感じないけど
他人が望んでいることを思考しまくる。
自分は感じないで
他人を思考しまくる。
これを続けた結果、
私の内側は
自分ではない他人に
全てすり替わってしまい、
自分がいなくなってしまいました。
そして、
自分を完全に見失っていきました。
自分を感じないと、
他人に自分を乗っ取られてしまいます。
いつしか
他人を生きるようになります。
他人は思考でしか理解できませんので、
自分を乗っ取った他人を理解するには、
思考しまくるしかありません。
他人に乗っ取られた人生を
自分に取り戻すには、
元の自分に戻るしかありません。
元の自分。
自分の中のもう一人の自分、
ミニちゃんを取り戻すのです。
ミニちゃんを取り戻すには、
ミニちゃんといつも一緒にいれば良いのです。
思考することを止めて、
先ずは感じるのです。
感じれば感じるほど、
自分の人生を取り戻すことが出来ます。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。