今日はすべての元はあなたの中にあるお話。
どうしてあんなことをこの人から言われなければいけないの!!
どうしてこんなこともあの人はできないのだろう・・・。
自分はちゃんとお願いしたり、良いと思う行動をしたりしているのに、相手がそれに応えてくれない、まもってくれない、やってくれない。
職場や家庭、サークルや習い事など、人と人との集まりの中では、他人の言動にイライラしたり、ガッカリ、しょんぼりしたりすることがありますよね.。
あなたが他人にイライラしたり、ガッカリしたりするのは、実はあなたの中にイライラやガッカリの元があります。
私たちは親元の教育や学校、先生、社会の常識など、子供の頃からの自分で気がつかないうちにたくさんのルールや決まり事を身につけてきました。
ルールや決まり事の中には、自分の身を守ってくれたり、社会生活を円滑にしてくれるツールになったりと、私たちにとって役立つものもたくさんありますが、親や先生、周りの大人たちが自分の都合のよいように私たちを動かすために教えられたルールもたくさんあります。
会社に所属して、毎日、会社に行かなければならない。
大人になったら自分のやりたいことや言いたいことは我慢するべき。
周りの人たちに合わせて、飛び抜けた行動をしてはいけない。
~しなければならない、~するべき、~してはいけない。
私たちは子どもの頃は自由だったはずなのに、自分でも気がつかないうちに、たくさんの~ならない、~べき、~いけないに囲まれるようになっていきます。そしていつの間にか~ならない、~べき、~いけないに囲まれていることが当たり前になります。
毎日、~ならない、~べき、~いけないに囲まれているあなた。
ですが、ある日突然、自分の~ならない、~べき、~いけないどおりに振る舞わない人が目の前に現れたとします。
自分は~ならない、~べき、~いけないに囲まれているのに、それをいとも簡単に軽々と乗り越えて、あなたの内側が「やってみたい!!」と思っている、~ならない、~べき、~いけないを目の前の人は簡単にやってしまうのです。
簡単にやってしまう人は、パートナーだったり、友達だったり、同僚だったり、後輩だったり、たまたま電車で隣に乗り合わせた人だったりします。
毎日、会社に行かない。自分の好きなことだけを楽しそうにやっている。周りの目を気にしないで自分のやりたいように振る舞っている。
こういう人が目の前に現れた時、あなたは目の前の人に強烈にイライラやガッカリを感じます。これがあなたが感じているイライラやガッカリの元です
自分ができないことを相手は簡単にやっている。自分が何年も掛かっても絶対にできなかったこと、やりたいと思っても我慢していることを、目の前の人がたやすく平気でやりのける。
あなたは簡単にやってしまうこととやってしまう目の前の人に対して羨望と嫉妬を強烈に感じているのです。あなたが感じた羨望と嫉妬がイライラやガッカリという感情としてあなたの表面に現れているのです。
あなたの内側は、本当にあなたが望んでいることをずっと前から知っています。そして、実はあなた自身も自分の内側が本当にあなたの望んでいることを知っていることに気がついています。
気がついていても、~ならない、~べき、~いけないに囲まれているあなたは、この自分の中のルールを無視したり、破ったり、守らないことはできないと思ってしまっています。
でも、あなたは本当にルールを無視したり、破ったり、守らないことはできないのでしょうか。あなたは、ずっと~ならない、~べき、~いけないに囲まれていなければいけないのでしょうか。
~ならない、~べき、~いけないに囲まれていなければいけないことも、ルールを無視したり、破ったり、守らないことはできないこともあなたの思い込みです。
あなたは、あなたの外側から与えられたルールに従って生きなくてよいのです。
あなたは、自分の内側にある自分のルールに従って生きればよいのです。
外側からのルールの思い込みは横に置いて、内側からのルールで生きてみましょう。
あなたは何十年も外側のルールを頼りに生きてきたので、最初は、ルールから外れることに恐怖や不安を感じます。ですが、内側のルールに従うようになると、それまでのあなたは一変します。あなた感じていた相手に対するイライラやガッカリ、しょんぼりは消えて、自分も相手もフラットな世界が現れます。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。