自分の人生は自分で決める

頑張るをやめたら あっという間に人生が良くなりました

今の問題に意識を向け、未来にビジョンを持つことが出来れば、方法は全然わからなくても遅かれ早かれ解決する

私が育った家庭は、
両親の気分が優先される家庭でした。


母は自分に嫌なことがあれば、
私を大きな声で怒鳴り、
八つ当たりをしていました。


大人になってから私が母から直接言われたので、
私の勘違いや思い込みではなく事実です。


父は自分のことがまず先で、
食卓で子供達がおかずに手を出そうとすると

「俺がまだ食べていない。」と言って制限をされたり、
先に食べられてしまうと、
怒って手を付けなかったり。


両親は自分達の気持ちを
優先していたので、

小さかった私や妹の
気持ちや考えに
気が及ぶことはあまりなく、


子供である私達は、自分の意見を言ったり、
感情の赴くままに行動することは制限されていました。


両親は両親なりに、
生活を安定させること、
家庭という形態を維持することに
必死だったと思うので、

大人になった今は
彼らのことも理解できますが、
小さかった私には理解が出来ず、
混乱していました。


家庭の中は、
「ルール」や「決まり」よりも、
「気分」や「機嫌」が優先されていたので、
秩序がなく

小さかった私は、
いつ、どのようなタイミングで
自分が怒られたり、
誰かの不機嫌にさらされるのか、

さっぱりわからず、
家庭の中でいつもビクビクしながら生きていました。


大人になっても、
家庭内ではこの制限は続き、


自分の自由に
発言したり、行動したりすることは
難しかったです。


そのため、
私は家庭の外にいても中にいても、
「相手がいつ怒り出すのだろう。」と、
そればかりが気になって、
相手の顔色ばかりをうかがう人になっていました。


このことによって、
私は自分の気持ちや考えよりも、
他人の気持ちや考えを優先するようになりました。


相手に怒られないように、
相手の気分を害しないように。


話すこと、顔つき、行動。


無意識のうちに、
こんなことばかりを
気にするようになっていました。

相手の機嫌ばかりをみて話をしているので、
話の内容に集中できていない。

「相手の気に入るように話しをしないといけない」ので、
相手の反応ばかりを気にしてしまう。

「こんなことをしたら、どう思われるのか。」と、
気にしてばかりいて、
自分が思ったとおりに行動できない。
挙動不審になってしまう。

自分よりも他人ばかりを気にしているので、
結局、誰と一緒に居ても疲れてしまう。

本当の心のつながりができない。
本当の友達が出来ない。


私はずっとこんな人生を送ってきました。


誰かと親密に話しをすることが怖かったですし、
誰かと親密になっても突然怒られたりすることも怖かったです。


「相手に気に入られないといけない」と思ってばかりいるので、
相手によって自分を変えなければいけない。
本当の自分が表現できない。


相手に気に入られるように自分を抑え、
相手に気に入られるようにとにかく頑張る。

そして、
1人で勝手に疲れて、落ち込む。


相手が怖い、他人が怖い。

こんな状態では、
誰とも本当に親密な関係を気づくことなんて出来ませんよね。

 

だから、私は

1人でいることが、
寂しくなかったですし、
気持ちが楽でしたし、
自分らしくいられるので楽しかったです。


これは、
大人になってしばらく経ってからのことですが、

1人でいることについて、
思い切って妹に話しをしてみたら、

「私も人間関係を作ることが難しいと感じる。」と
妹も私と全く同じことを思っていました。


ですが・・・。
大人になって、周りの人達が家庭を持つようになると、
やっぱり1人は寂しい。


何をするのも、
どこに行くのも、
1人。


気楽で良いと言えば、良いのですが・・・。


やっぱり誰かの側にいたい時もあります。


だけど、
いざ、誰かがいると、やっぱり怖い。


何とかしたいと思い、

本を読んだり、セミナーを受けたり、
カウンセリングを受けたり、
分かち合いの会に参加したり。

いろいろやってみましたが、
なかなか抜け出せません。


ここ1~2年で、
自分の気持ちの整え方や、
自分の人生との向き合い方、
自分の時間の使い方。


いろんな分野でだいぶ改善してきていますが、
親密な人間関係については、
一進一退、まだまだ途中です。


子供の頃から抱えている問題なので、
なかなか考えやクセを入れ替えることはできなくて、
まだまだ時間がかかりそうです。


だけど、
「この問題が自分の中にある。」、
「全ての問題は自分から。」
ということに意識を向けていますし、

「いつかは解決できる。」という
ビジョンを自分の中に持っているので、

遅かれ早かれ解決すると思っています。


そしていつか、
「そういえば、あれって何だったのだろう。」って
心から笑って言える日が
私に来ることを確信しています。


今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。


いつもあなたを応援しています。