今日は人生の歩み方のお話。
人生の目標設定をしましょう。
あなたが望む人生のゴールを明確にしましょう。
人生哲学や自己啓発の勉強をしていると、人生に明確な目標設定をすることを言われます。
人生は一つの航海であり、船に乗って、ゴール地点を目指すことだと言われることがあります。
ゴールが明確になれば、今、自分が向かうべき方向がわかり、今、自分がやるべきことがわかるようになる。自分がやるべきことがわかったら、あとは毎日行動するだけ。
ゴールを明確にして、行動が明確になれば、自分の中の迷いがなくなり、日々の生活も充実します。生きがいが感じられたり、生きている実感がわいてきたりして、より良い人生を感じられます。
生きがいや生きている実感があることは、人生にとって喜びであり素晴らしいことです。あなたが今、生きがい、人生の喜びを感じているのであれば、そのまま前進しましょう!!心から応援します!!
人生に漠然とした不安がある、人生が何となく上手く進まない、人生で躓いてしまうことがある。
あなたが人生に不安、停滞、ちょっとした困難を感じてしまうこともあります。
以前の私も人生に不安と停滞を感じていました。
「わたしの人生は、どこか思ったとおりに進まない。止まったまま。」
「わたしの将来は、どこに向かっているのだろう。」
「わたしの将来は、どうなってしまうのだろう。」
子どもの頃から親や先生の言うことをよく聞く子どもだった私は、自分のことを、自分で決める習慣を身につけることができず、他人の目線ばかりを気にする子どもで、そのまま大人になりました。
大人になったから、急に自分のことを決めることができるようになるというものでもなく、大人になったから、急に他人の目線が気にならなくなるというものでもなく、
相変わらず、決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れる、主体性のない大人でした。
子どもの頃は、決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れるでもよいのです。
子どもには生活力はありません。生活力を補ってくれる周りの大人の保護を受けるため、「周りの大人の言うことに従う」という子どもなりの選択は間違っていません、むしろ正しくて、子どもが大人になるための正当な手段です。
大人になってからも「決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れる」を選択することはできます。
親や会社、パートナーや上司に決めてもらう。自分では決めない。
自分で決めないから、自分に責任はない。全部ひとのせい。
「決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れる」を選択することは、はっきり言って楽です。
私もこの楽に甘んじて、ずっと「決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れる」を選んできました。見かけ大人の中身子ども」でした。
でも、気が付きました。
「決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れる」が一番楽ではない生き方だということに。
「決められない、人に決めてもらう、他人の意見を取り入れる」の生き方は、船で例えてみれば、大きな客船に乗っているようなものです。
大きな客船にはたくさんの人達が乗っていて、乗客には、毎日、毎日、アトラクションやイベントがたくさん与えられます。
乗客は与えられたイベントやアトラクションを楽しみます。
飽きないし、たくさんの人がいるから楽しいです。
ですが、船は自分ではない人任せで操縦されているので、自分がどこに向かっているのか、自分が今どこにいるのかわかりません。
嵐が来て船がグラグラ揺れても、自分では何もすることもできず、ただただ、恐怖と不安で震えていることしかできません。
船が座礁しそうになっても、遭難しそうになっても、何もできない、ただただ、不安でいるばかり・・・。
私は思い切って客船を降りました。
小さいけど自分で操縦できるヨットに乗り換えました。
乗り換えたばかりの時は、操縦できるか不安でしたし、迷子になったらどうしようかと心配にもなりました。
操縦がかわらなくなりそうなときは、必ず、誰かが操縦の仕方を教えてくれました。
迷子になりそうなときには、必ず、ふとヒントになるようなことがどこからともなくもたらされて、迷子になることはありませんでした。
今は少し操縦にもなれて、気持ち良い風を受けながら、自分らしい航海を楽しんでいます。
結局、自分の人生の歩み方は自分で決めるしかなかったのです。
不安ですし、心配ですし、誰かに決めてもらう方が楽そうに見えます。
でも、やっぱり自分なのです。
自分で決めることが一番楽だし、結果的に望むカタチになります。
あなたが今、もし、客船に乗っているのであれば、ヨットに乗り換えてみませんか。
自分で決める航海は楽しいですよ。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。