今日は決めることのお話。
私は、今までの人生では何でも人に決めてもらってきました。
両親、友達、兄弟、パートナー。何でもかんでも人任せ。「決める」ことを自発的にして良いと思っていませんでした。
わかりにくい表現ですね・・・。
私は今まで他人から「どうしたい?」、「どうする?」って聞かれて始めて「どうしようかな?」と考えていました。
『「決める」という行為は他人から問われて始めて始まる』『自分から「決める」を始めない。自分から始めるものではない』と思っていました。
「決める」を自分から始めないと言うことは、そもそも、これまでの自分の人生、自分の人生や生活に何の疑問も持ってこなかったのです。
『周りの人から与えられたもの=自分のもの』という公式が、自分の中で完全に出来上がっていたので、自分の人生に起こることや自分の今の状態に何の疑問も持たずに、ただただ、目の前のことをこなすことだけに全力を注いできました。
自分の目の前に起こることや、今の状態に不満や不足を感じることがあれば、自分の人生に疑問を持ったかもしれません。しかし、私はある意味で、素直で器用なので、目の前のこと、与えられたことに疑問を持ちませんでしたし、やってみるとそれなりのレベルまで出来てしまうのです。現状に何の疑問をもたないし、与えられたことはやると出来てしまうのでので、自分の不満や不足を感じませんでした。不満や不足を感じないから、何となく流されて生きてきてしまいました。
流されて生きていた時はそれでも良かったのですが、人生はそうはなってはいないようで、最近、「自分で決める」を求められるようになってきました。
私自身、「自分で決める」に慣れていませんし、そもそも、上に書いたとおり「自分で決める」がどういう意味なのかもわかっていません。遅ればせながら、ただ今、身をもって「自分で決める」を練習中です。
自分がやることを自分で決める。
自分がやらないことを自分で決める。
何を自分で決めるのかを自分で決める。
今の仕事を続けるのかを、自分が決める。
違う仕事を始めるのかを、自分が決める。
今の場所に住み続けるのかを、自分が決める。
違う場所に住み替えるのかを、自分が決める。
今の人間関係を続けるのかを、自分が決める。
違う人間関係を始めるのかを、自分が決める。
自分が決めることを、自分が決める。
「自分が決める」って、結果は全部自分で負わないといけないし、何が起こるのか全然わからない。正直、不安で怖くて、逃げ出したいです。
でも、自分の人生は、どこかで必ず自分が責任を取るように出来ています。これは、あなたを脅かしているとか、責めていることではありません。
人生はそのようになっているって話です。逃げて、遠回りして、誰かの責任にしていても、いつかは自分に返ってくるし、逃げている時間が長いほど、結果も責任は大きくなっていきます。
だったら、自分で決めた方が良いし、結局、自分で決めてやったことは、最後は必ず上手くいきます。
自分の人生は自分が決める。
自分の人生は自分が決めていい。
練習中の私ですが、練習の成果をここでお伝えしていきたいです。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。