「自分に意識を向ける」っていうと、
ちょっと難しそうとか、
静かなところで静かな時間を過ごすとか、
環境音楽を流して落ち着いてみるとか、
いつもと違う時間を設えないと
出来ない気がしてしまいます。
でも、実は
「自分に意識を向ける」って
簡単なのです。
日常の生活の中の、
ちょっとしたことをする時に
それを意識するだけで良いのです。
普段、何気なく無意識に
あなたがやってしまっていることって
たくさんあると思います。
「おはよう」って言う、
歯を磨く、
お手洗いを使う、
ご飯を食べる、
水を飲む、
電車に乗る、
お風呂に入る。
これらのことに
ただただ、あなたの意識を
置けば良いのです。
あいさつする時は、
誰にあいさつしているのか、
どんな言葉をかけているのか、
どんな大きさの声なのか。
ご飯を食べる時は、
自分が今、何を食べていて、
どれはどんな味なのか。
温かいものなのか、
冷たいものなのか。
電車に乗っている時は、
周りにどんな人が乗っているのか、
周りがどんな空気感なのかを感じる。
「意識を向ける」の逆は、
「無意識」ですから、
普段、無意識でいろいろなことを
やり過ごしてしまっている私たちは、
いつもと反対のことをやれば良いのですね。
これってとっても簡単。
しかも、
自分が意識を向けたら
相手や行動から返ってくる反応は
一切関係ないのです。
例えば、
あいさつをした相手から
反応がなかったとしても、
あいさつをしたのは自分、
あいさつに意識を向けられたのは自分。
嫌な空気を感じてしまっても、
空気を感じることに
意識を向けられたのは自分。
反応に対して
ジャッジを加える必要はなく、
意識を向けたことで完璧なのです。
1日に1回は何かしら食べると思います。
1日に1回は何かしら飲むと思います。
1日に1回はお手洗いに行くと思います。
何気ない時間は
生活の中にたくさんあると思います。
そのとき、
その時間に
自分の意識を向けてみる。
これだけで、
今まで気がつかなかった自分に、
気がつけるかもしれません。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。