健全なパートナーシップのためには自律と自立が必要です

今日は自立と自律のお話。

私たち女性は、パートナーが出来ると、

嬉しくなったり、安心したりして、

つい、パートナーに依存してしまうことがあります。

 単身だったときは、

自分のことは自分で考え、しっかりと行動に移せていた女性が、

なぜか、パートナーが出来ることによって自律できなくなってしまいます。

「どうして私を見てくれないのか。」

「いつも、ずっと一緒に居て欲しい。」

「LINEは既読になっているのに、返信がない、直ぐに返信して欲しい。」

女性の望みはエスカレートし、

パートナーに対する要求はハードルの高さが増す一方です。

このように書いている私自身、

パートナーが出来ると、口では

「私は一人でも大丈夫。」

「面倒だから、一緒に居る時間は短い方がよい。」など、

うそぶいてみても、結局、

「どうして週末は一緒にいてくれないのだろう。」

「いつも気にかけて、優しい言葉をかけて欲しい。」

「今頃、どこで何をしているのか？いつも連絡が欲しい。」

パートナーに対する思いは強くなるばかり、

独りで悶々と考えたり、スマホの画面ばかりのぞき込んだり、

ボーっと上の空で、仕事や家事が手につかない。

新しいパートナーが出来た女性は、

頼りたくなってしまったり、甘えたくなってしまったり、

優しくしてもらいたかったり・・・。

単身でいたときの、思いや憧れ、期待、

パートナーがある日突然、居なくなってしまうのではないかという、

不安、心配、恐怖・・・。

私たち女性は、気持ちで動いてしまう生き物。

感情を第一に優先してしまい、気持ちだけで行動してしまうこともあります。

パートナーである男性は、

私たち女性と同じではありません。

むしろ、あなたという女性が自分の生活の中に

入ってきてくれたことに安心します。

今、を生きている男性は、

不安や心配、恐怖は感じません。

あなたという安心できる存在を得て、

今まで以上に仕事に没頭したり、

趣味に夢中になったり、

友達との関係に勤しんだりします。

私たち女性から見れば

「どうして私がいるのに、今まで以上に自分のことを優先するのよ！！」と、

言いたくなってしまいますよね。

男性は、女性であるあなたが居てくれることだけで心が安らぎます。

たとえ、あなたが近くにいなくても、週末会えなくても、毎日LINEしなくても、

いつも、あなたという存在を感じ、あなたという存在からエネルギーをもらい、

ますます活動的に、集中的になっていくのです。

男性は「釣った魚に餌はやらない」と言われますが、

あなたは「釣った魚」でもないし、

パートナーは「餌をやらない」わけではないのです。

男性はあなたの存在に満足し、安心し、安らぎを覚え、

自分の世界に戻っていくだけなのです。

まだ、二人の関係が安定しなかったときは、

パートナーだって不安、心配、恐怖を感じています。

二人の関係が安定すると、

女性は二人の関係にますますフォーカスするようになりますが、

男性は二人の関係からエネルギーをもらい、ますます自分の世界にフォーカスするようになります。

「魚に餌をやらない」のではないのです。

フォーカスしているところが違うだけなのです。

男性は、「自分」、「あなた」という「個々の存在」には注意を払うことはできますが、

「私たち」という二人の関係性に注意を払うことが苦手です。

私たち女性は、男性が関係性にフォーカスすることが苦手であることを知っておき、

男性が自分自身にフォーカスし過ぎないように、

男性がたまには二人のパートナーシップを思い出せるよう、

良い意味でパートナーをコントロールすることが必要です。

「最近、二人の時間が少なくて私は寂しい。」

「次の週末は二人で時間を過ごせると私は嬉しい。」

男性の状態を追求したり、責めたりするのではなく、

今の二人の状態を説明し、あなた自身がどう感じ、どうしたいのかを、

冷静に丁寧に伝えましょう。

冷静に丁寧に伝えられたパートナーは、

必ず、あなたの思いを受け止めて、行動してくれます。

あなた自身がパートナーに受け止めてもらえるということ、

パートナーはあなたを受け止めてくれるということに、

いつもあなた自身が自信を持ちましょう。

あなたがあなた自身やパートナー、二人のパートナーシップに自信を持つことで、

あなたの気持ちは安定し、あなたの気持ちが自由になり、

あなた自身を自律することができるようになります。

あなたが自分自身を自律することで、

あなたはパートナーシップから自由になり自立することができます。

健全なパートナーシップには、女性の自律と自立が必要です。

女性のパートナーへの精神的依存とパートナーシップへの不用意な依存は、

不健全なパートナーシップを生み出します。

あなたが今のパートナーを大切に思うのであれば、

あなた自身が自律し自立しましょう。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

いつもあなたをおうえんしています。