自分の人生は自分で決める

頑張るをやめたら あっという間に人生が良くなりました

人生に苦しさを感じていませんか 元完璧主義者がやってみた完璧主義を手放すための4つのこと

 

 

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家事も育児も仕事も地域活動も、何でも完璧にこなそうとする方いらっしゃいますよね。すごく頑張っていらっしゃるし、私も見習わないといけないと思ったこともありました。

 

ですが、「何でもかんでもちゃんとやらないと。」って考え方、少ししんどくないですか。自分に余裕がなくなってしまいますし、余裕がないと周りの人にもつい、厳しく接ししてしまいます。

 

「それでも、私は完璧をめざす!!」という方はそれで良いと思います。自信を持って自分の道を進みましょう。

 

「そうかも、何でもちゃんとやるってちょっとしんどいかも。」と思った方は、読み進めてみてください。完璧主義を手放すことが出来るかもしれません。

 

 

1.自分が完璧主義者だと気づく

これに意外と気づいていません。と言うか、ほとんどの人は気がついていません。かつての私も気がついていませんでした。
完璧主義者の人は、基本的に「自分はまだまだ、未熟であり、完璧にはとおい。」と思い込んでいます。そして、自分で勝手にそれに縛られ、周りの人もそれで縛り、自分で勝手に苦しい思いをしています。

 

私は自分のことを「足りない、足りない、足りない。」、「ばだ、まだ、まだ。」と思い込んでいましたし、「もっと私はちゃんとしないと。」、「もっと私はしっかりしないと。」が口癖でした。まさか自分が完璧主義者だとは思っていませんでした。

 

ある人から「あなたは完璧主義者ですね。」と言われてから、立て続けに数人の方に言われて初めて自分が完璧主義者だと気がつきました。と言うか、自覚されられました。

 

自分のことは、自分ではわからないものです。もし、周りの人から「完璧主義者だね」と言われたら「そうなのかも。」と、ご自分を振り返ってみてください。

 

完璧主義を手放すには、まず、自分の中に完璧主義があることに気がつくことが必要です。

 

2.失敗も成功も自分が思い込んでいることだと気づく

完璧主義者は常に成功を求めます。
私も何でも「ちゃんとやる。」、「完璧にこなす。」ことだけを頭に置いていました。何でも自分が成功だと思い込んでいることをゴールと捉え、最短、最速でゴールに行き着くことだけを目指していました。そして、それ以外は全て失敗と思い込み、失敗は絶対に許せないと考えていました。

 

でも、成功も失敗も、最短、最速も全て自分の中の思い込みでした。自分の中で「自分の成功」という幻想を創り出し、勝手に自分でそこを目指していました。

 

しかし、それは全て自分の中のことだけであり、その幻想を叶えるために自分の深い部分で1人苦しんでいました。

 

3.人生は全て途中だということに気づく

人生は全てが「途中」です。受験勉強とか就職活動とか子育てとか、一見、ゴールしたかのように見えたとしても、全ては途中です。受検勉強の次は、進学した学校での新しい生活が始まります。就職活動や子育ても同じです。それは一見ゴールテープを切ったかのように見えますが、新しい活動の始まりです。

 

完璧主義者の人はこの「ゴール」にばかり焦点を当ててしまいがちです。もっと言うと、いかにこのゴールに人よりも早く、効率的に、的確に到着するかに自分で勝手に拘ってしまいます。

 

そして、もっと困ったことに、これを周りの人にも求めます。「どうして、あの人はもっと早くできないのか。」、「どうして、もっと、あの人は上手に出来ないのか。」と、自分でも気がつかないうちに、周りの人に期待をし、勝手にイライラしたり、裏切られたかのような失望感を抱きます。

 

あなたの人生は全て途中です。そして、人生とはゴールに到着することではなく、ゴールにたどり着く過程を楽しむものです。ほんの少しで良いので、ゴールから焦点をずらして、自分の人生を見渡してみてください。

 

4.自分の失敗を誰かに言ってみる

では、私たちが完璧主義を手放すために、どんな行動をすれば良いのでしょうか。

 

例えば、これは、完璧主義者のあなたにとって、最も難しいことですが、失敗を誰かに言ってみましょう。

 

「今日、上司に資料のコピー頼まれたのだけど、違う資料をコピーして渡しちゃった。」

「昨日、朝、どうしても起きられなくていつもの時間より5分遅刻しちゃった。」

 

恐らくこれを読んだだけで、完璧主義者のあなたは「あり得ない。」と心の中でつぶやいたと思います。失敗を認めることは自分への敗北ですし、そんなことをさらけ出すなんて、自分が許せないことだと思います。

 

それは出来ないと言うのもあなたの思い込みです。
そして、やらなければあなたは変わりません。どうしても、他人に言えないのであれば、先ずは自分1人の時に声に出して言ってみるだけでも構いません。
自分の口で言葉にしてみること、自分の耳から入ってくる情報は、自分を客観視させてくれます。

 

完璧主義はあなたの心のクセであり、心のクセは習慣ですから、新しい習慣を上書きすることによって直していくしかありません。苦しい気持ちはよくわかりますが、変わりたいという気持ちがあるならば、小さい声で良いのでやってみてください。

 

 

完璧を目指して頑張ることも人生の中では必要なことです。そして、あなたの人生はあなた自身が選ぶことが出来ます。完璧主義を選んでも、そうでないことを選んでも、どっちのあなたもあなたです。

あなたが自分で納得出来る生き方を選んでいきましょう。

 

今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

いつもあなたを応援しています。