自分の人生は自分で決める

頑張るをやめたら あっという間に人生が良くなりました

人生の安定は状態ではなくスキル


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今日は人生の安定と不安定のお話。

 

経済不安定、大規模災害、テロや大事故、少子高齢化。最近の日本はどちらかというと将来に対して不安定なイメージを持つような出来事が多いですよね。

それが直接の原因かどうかは定かではありませんが、人生に対して安定を求める人が増えているような気がします。

 私自身もそういうずっと安定、平穏、無事を求める考え方でした。「人生は平穏無事が一番。大きく悪いこともない変わりに、大きくいいこともない。」そんな人生が良いと思いそれに向かって進んでいました。

 

ところで「安定」って何なのでしょうか。
「安定」ってどんな状態のことなのでしょうか。

 

大学を卒業した私は、「安定」を求めて今の組織に入りました。確かに、一般的にはどちらかと言うと安定していると言われる組織だと思います。
しかし、一歩入ると、そこは組織内外からの評価、批評、批判に曝され、競争と評価の世界であり、他人の眼ばかりを気にしなくてはならないストレスフルな環境です。
毎年、たくさんの人が身体の内側、外側に不調を訴え、10%の人が長期に休職しているというところでした。

 

また、私自身、平穏な生活に憧れていたのに、なぜか、離婚を経験しました。この時も辛い経験がいっぱいあり、心の平穏や安定は全く感じることが出来ませんでした。

 

その後も、なぜか人生にいろいろな問題が起こり、結局、今も自分が思い描いていたような安定からはかけ離れた生活を送っています。

 

これまで自分でいろいろ経験してきましたが、私が「安定」と思っていたものには「安定」はありませんでした。
ですが、「安定ではないもの」を経験する度に「乗り越える力」や「状況を判断する力」そして「困ったときには最後は誰かが助けてくれる。」という自信みたいなものは身に付いたような気がしています。

 

現代は、社会情勢が複雑化して、経済、家庭、仕事など生活の各分野においていろいろな状況の人がいますし、個人の多様性、個性の尊重など、価値観も多様化しているので、これが「安定」ってものはなくなってきていると思います。

これからは安定という「状態」よりも、自分の思いどおりではない状況を乗りこなすスキルやスペックが必要になっていくのではないかと思います。
考え方の柔軟性であったり、他人と協調し合える力、良い側面を見て諦めない力、社会が求めるものに気づき対応できる視点や行動力。

こういう力が、後から考えてみると安心や安定感だったのかなぁと感じられるのかもしれません。

 

1つの状態に居続けようとするのではなく、変化を乗りこなしていく。

 

直ぐに身につく考え方や行動ではないですが、意識をして少しずつ変わっていきましょう。

 

時代は変換しています。あなたも私も恐れずに変化していきましょう。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

いつもあなたを応援しています。