満足を感じることは負けではありません
今日は満足することのお話。
私は今の自分に満足することができませんでした。
もっと欲しい。
もっとやりたい。
もっとなりたい。
もっとしたい。
もっと、もっと、もっと・・・。
今の自分の仕事も生活も生き方も、すべてに不満と不足を感じていました。
口では「充分です」と言いながら、不満と不足だらけの毎日でした。
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もっと正確に言えば、
「満足を感じてはいけない」と思っていました。
満足を感じてしまうと、そこから自分は成長できない、という恐怖を感じていましたし、「満足を感じてしまったら、負けだ。」と思っていました。
私が子どもだった頃の親に対して、寂しさや悲しさを持っている私は、今の自分に満足を感じてしまうと、今の自分を肯定することになってしまい、「今の自分が幸せだ」と感じていることになってしまいます。
親を恨み続けていくことを心の中で望んでいる私にとっては、幸せになってしまったら、それ以上は親を恨み続けることが出来なくなってしまい、「親に負けてしまう」と勝手に思い込んでいたので、今の自分に満足を感じることにブレーキをかけていました。
でも、これって自分は全然幸せになれないのです。
「親を恨み続けたい。」
「親に負けてしまう。」
変な思い込みや自分の中のよくわからない小さなプライドを守りたいために、自分の人生というとてつもなく大きなものを犠牲にしていました。
満足を感じることは、あなたの成長が止まることではありません。
満足を感じることは、親に負けることではありません。
「そんなものよりも幸せの方が大切」と思えた今は、「自分の中の満足」に焦点を当てるようになれました。
少し失敗があっても、仕事が上手くいったこと。
同僚が手伝ってくれたこと。
ランチが美味しかったこと。
帰る家があって言葉を交わす家族がいること。
毎日の生活の中で、満足を出来ることを探して焦点を当てるようにしました。
満足に焦点を当てるようになったら、自分の生活が実は、「少し前に自分の思ったとおりになっている」ことに気がつきました。
満足を感じることも、不満を感じることも自分で選ぶことが出来ます。
満足を感じることも、不満を感じることも自分の捉え方の癖です。
満足も不満も、外から与えられるものではなくて、自分の捉え方です。
自分しだいなのであれば、自分がなりたい方を今すぐ選びましょう。
満足でも不満でも、自分がなりたい方に今すぐなりましょう。
あなたがあなたに許可を出せば、あたなは満足も不満も直ぐになれます。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。