今日は思考と現実のおはなし。
思っていることが実現しない。
叶えたいことがあるけど、叶わない。
思考は現実化するというけど、私にはあてはまらない。
「叶えたいことがあるけど、なかなか現実にならない。」
「ずっと願っていることがあるけど、いつも違うことが現実になる。」
私たちは、いろいろな望みや叶えたいことをもって生きています。この世に望みのない仙人のような人はいないでしょう。私たち日本人は世界中から見てもかなり幸福度の高い生活をしていますが、それでも、願望が尽きることはありません。
ほとんどの人は願望を持って毎日の生活を送っています。
一方で、願望が全然叶わないという思いも持っています。「願ったことはほとんど叶っている」という人は少なく、大多数の人は「叶わない」という思いを持っています。
「叶わない」と思っている人は、もう一度、よく自分の毎日を見てみてください。実は、あなたの思ったことは現実になっていませんか?
私たちが自分の中で思ったことは、全て例外なく現実になっています。これはどんな人にも例外はなく、必ず現実になってあなたの目の前に現れています。
「でも、私はこんな現実は望んではいない!!」とあなたは思うかもしれません。そうです、あなたが「望んでいないこと」も現実になります。
「思考」は「現実化」するは、「あなたが強く思ったこと」が「現実として目の前に現れる」なのです。あなたが「強く思ったこと」は、あなたが望む、望まないは関係ありません。どれだけ「強く思ったか」、思いの強さが反映します。
私の場合の現実を挙げてみます。
・結婚しないで一人でしっかり生きている
・年収は〇〇〇万円
・生活の重心が仕事に傾いている
・科学に関する仕事に就いている
自分では望んでいませんが、この4つが私の現実です。そして、この4つについて私は以前に「強く」思ったことがありました。
このブログにも書いたことがありますが、私は以前に結婚していて離婚を経験しています。離婚が決まったとき「これからは一人で生きていくんだ、しっかりしないと」と自分の中で強く思いました。
私の父は今は引退していますが、現役の時は会社を経営していました。現役時代の年収を父から聞いたことはありませんでしたが、父は「自分の会社がある首長以上の年収がないと会社経営をしている意味はない。」と言っていました。そのとき私が思った年収の金額を私は超えることが出来ていません。私の中で「私は父の年収を超えることはできない」と強く思いました。
高校生のとき、私は「未来の自分」という作文に次のように書きました。
「自分の家庭を持ったり、子どもを持ったりする一般的な女性の生き方を両親に見せてあげることは私の妹に任せて、私自身は自分の個性を活かしてバリバリ仕事をする女性になりたい。」
作文を書いた20年後、妹は旦那さん、3人の子ども、3LDKの家を持つ、いわゆる一般的な女性の生き方をしています。私自身は、生活の重心が仕事に傾き男性の中で女性1人でバリバリ女性になっています。
小学校の卒業文集の「将来なりたい自分」に私は「科学者になる」と書きました。
私が望む望まないに関わらず「私が強く思ったこと」は年月をかけて「現実として目の前に現れ」ました。
これが「思考は現実になる」ということです。
あなたの「現実」もよく見てください。必ず過去、あなたが「思った」ことのとおりに今なっています。
では、一度思ってしまった現実は変えられないのか?
そんなことはありません。私たちはいくらでも自分の「現実」を変えることはできます。「現実」は「強く思ったこと」の反映ですから「強く思うこと」を変えていけばよいのです。
「思ったこと」は呪いではありません。今、この瞬間からあなた自身が「思うこと」を変え自分の中で上書きしていけば「現実」も変わってきます。
現在、過去、未来についてこんな言葉があります。
「未来は過去の延長線にある必要はない。今、この瞬間から全然違う未来を選んでよい」
未来は過去の延長線上に乗っている必要はありません。あなたが、今この瞬間から変えようと思えばいくらでも変えることはできます。
もしあなたが今、望む現実を手に入れることができていないのであれば、たった今から「思うこと」を変えてしまいましょう。変えたときから「目の前の現実」が変わりだし、あなたの望む現実に向かい始めます。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。