今日はあなたが誰とでも対等なお話。
彼は、毎月、営業成績がトップですごいな~。
彼女は、美人でユーモアのセンスもあるから、男性に人気があって羨ましい。
彼は、簡単なことでも、何回教えても全然出来るようにならない。
彼女は、今日もまた同じミスをした。何回失敗すれば覚えるのだろう。
あなたの周りにはたくさんの人がいます。私たちは、自分の周りにいる人をありのままに見ているつもりでも、自分では気が付かないうちに目の前にいる人をジャッジしています。ジャッジして、あなたの中の基準にしたがって優劣やランク付けをして、目の前の人が自分よりも上か、下か、スゴイかダメかの順位付けしています。
あなたが自分の中で、「自分はまだ出来ていない」、「自分は劣っている」と思っている点が「出来ている人」、「優れてる人」にあなたが直面すると、あなたは無意識に「この人はスゴイ!!この人には絶対に敵わない、越えられない。」と思っています。
あなたが自分の中で、「自分はもう出来ている」、「自分は優れている」と思っている点が「出来ていない人」、「劣っている人」にあなたが直面すると、あなたは無意識に「この人、ダメだ・・・この人をどう扱ったら良いのだろう。。。」と思っています。
あなたが「スゴイ」と思っている人がいて、あなたが「この人のようになりたい!!」とどんなに思っていても、あなたがその人のことを「スゴイ」と思っている限り、あなたはその人を超えられることはありませんし、その人のようになれることも絶対にありません。
あなたが「ダメだ」と思っている人がいて、あなたが「よし、この人を良くしてあげよう!!」とどんなに思っていても、あなたがその人を「ダメだ」と思っている限り、その人は良くなっていくことはありませんし、その人は絶対に変わりません。
あなたが目の前の人を心のどこかで「この人は自分と違ってスゴイ」と思っている限り、その人が発する言葉や考え方、あり方があなたの中にストレートに入ってくることはなく、あなたはその人から学ぶことはできません。その人のようにはなれないし、もちろん超えることはできません。
あなたが目の前の人を心のどこかで「この人は自分と違ってダメだ」と思っている限り、その人が発する言葉や考え方があなたの中にストレートに入ってくることはなく、あなたの言葉がその人に届くことはなく、その人が変わっていくことはありません。
あなたの目の前に現れる人に、あなたよりスゴイ人はいませんし、あなたよりダメな人もいません。いつも、あなたは誰とでも対等です。
社会的に成功していると言われている人も、世界的な偉業を成し遂げた人も、いつもあなたは対等で、あなたがその人よりも劣っていることはありません。
社会的に全く認められていない人も、世間一般でいわゆる「失敗した人」と言われている人も、いつもあなたは対等で、あなたがその人よりも優れていることはありません。
その人がやってきたこと、やり遂げたことが立派なことでも、
その人がやってきたことが実らず、失敗だらけでも、
その人が優れていることも、劣っていることもありません。
あなたが優れていると思っていることは、実はあなたの中にも必ずありますし、
あなたが劣っていると思っていることは、実はあなたの中にも必ずあります。
あなたも優れているし、あなたも劣っているのです。
あなたよりスゴイ人も、あなたよりダメな人もいません。
あなたが目の前の人と対等であることにあなたが気づくことができたとき、
あなたはその人を超えることができます。
あなたの言葉がその人に届くようになります。
あなたはいつも目の前の人と対等です。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。