今日はなりたい自分とライフスタイルのお話。
あなたには、なりたい自分、目標としている自分があると思います。きっちりと仕事ができる自分。家族、友人、仲間と充実したプライベートを送る自分。
独立、起業してやりたい仕事を思いっきりやっている自分。
私たちは1人1人、それぞれになりたい自分を持っていて、それに向かって毎日、自分にできることを精一杯やっています。
なりたい自分は、人生のそれぞれのステージで少しずつ変化していくと思いますが、レストランを独立開店することを目指していた人が、突然、プロ野球選手を目指し始めたり、ネイルアートのサロンで独立しようとしている人が、突然、一部上場企業の役員を目指したりするように、ガラリと変わることはほとんどないと思います。
なりたい自分は、一朝一夕でなれるわけではなく、たいていの場合、時間をかけてなっていくものです。
ストレートな言い方になってしまいますが、なりたい自分になるということは、今生きている人生の中でのライフスタイルを選択し、それ以外のライフスタイルの選択は、今の人生では捨てるということです。
なりたい自分になるには、時間とエネルギーを集中して投下して、コツコツと積み上げていく必要があります。どうすればなりたい自分になれるのかを毎日自分に対して質問し、なりたい自分に向かってできることをやっていく。やってみたことを振り返り、分析評価して、修正をして、また、行動する。
これを繰り返していくと、いつか気がついたらあなたは自分自身の「なりたい自分」になっていたことに気がつきます。
そして、私たちの人生は、残念ながら、複数の「なりたい自分」になれるほどの時間持ちではありません。私たちの人生は、時間が限られていて、多く見積もっても80年から100年の間。この100年間の間に、なりたい自分を見つけて、なりたい自分に近づくための方法を探して、実践して、それに近づいていかなければなりません。
なりたい自分になっていくには、それなりの時間がかかり、100年間のほとんどの時間を費やしてしまいます。
なりたい自分になるということは、人生のほとんどの時間をかけること。つまり、ライフスタイルを選ぶということです。
学校の先生になってたくさんの生徒を育てたい人、セラピストになって自分独自の方法で社会に貢献したい人、たくさんの美容室を経営してオーナーになりたい人、自分自身は労働せず投資家として人や企業を応援していく人。
どの自分を選ぶことも自由ですが、どの自分を選んでも他の自分とは時間の掛け方、エネルギーの掛け方がまったく違います。
たとえば、プロアスリートになるために必要な時間の使い方と、経済学者になるために必要な時間の掛け方は全然ちがいます。朝、起きる時間から、食事に何を食べるのか、日中はどう過ごして、夜は何時にどうやって就寝するのか。アスリートと学者では時間の過ごし方はまったく違います。
時間の掛け方はライフスタイルですから、時間の掛け方を決めるということは、ライフスタイルが決めるということです。なりたい自分を選んだ時にライフスタイルは決まるのです。
そして、全部の自分を選べるほど、私たちの人生には時間はありません。どれかを選択して、集中することが必要です。それには、残念ですが、他は選択できません。今回の人生では捨てるしかありません。
なりたい自分になることは、他の自分は捨てて、選んだ自分に集中すること。
あなたは今回の人生で、どんな自分を選択しますか?選択した自分に集中していますか?
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。