今日は頑張りすぎてしまうあなたへのお話。
両親や兄弟姉妹、友達や後輩、職場の上司や同僚。私たちはたくさんの人に囲まれて毎日生活しています。たくさんの人達に囲まれているのは、楽しいですし、心強いですよね。
夕食が終わった後の両親や兄弟姉妹とのくつろいだ時間、友達とおしゃべりをしながら過ごす時間、上司や同僚と協力して成し遂げた仕事が上手くいった瞬間。
自分の周りにいる人の数に比例して喜びや楽しさもたくさんたくさんあって、幸せな気持ちになりますよね。周りの人達が嬉しそうにしていると、自分自身も幸せな気持ちになります。本当に幸せなことです。
自分の周りにいる人が多くなると、周りの人の目が気になってしまうこともあります。
「頼まれたから、やらなきゃ。」
「期待されているから、頑張らないと。」
「皆が見ているから、しっかりしないと。」
私自身、周りの人の目が気になって、「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」をずっっっっっっと頑張ってきました。
私が頑張ると周りの人は喜んでくれるし、誉めてくれるので、私も嬉しくなってもっと頑張ってしまいます。
「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」→頑張る→「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」→もっと頑張る→「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」→もっともっともっと頑張る。
ずっと「期待される」と「頑張る」を繰り返してきました。
頑張れば頑張るほど、負荷の大きさも大きくなっていきました。皆さんも同じだと思うのですが、私はやれば出来てしまうのでどんどん期待が大きくなって負荷も大きくなります。
「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」
「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」
「やらなきゃ、しっかりしなきゃ」。
私の毎日の生活がやらなきゃと頑張るに埋め尽くされてしまい、自分が今どうしてそれをやるのか、自分は何がしたいのか、本当に自分が望んでいることは何なにか。。。
私は自分自身のことが全然わからなくなってしまいました。
今、これを読んでくださっているあなたは、たぶん、頑張りすぎてしまう人だと思います。周りの人のため、会社や組織のため、自分の将来のため。皆に喜んでもらえると嬉しいから、会社や所属が評価されると嬉しいから、頑張り続ければきっと未来の自分のためになるから、毎日、毎日頑張ってしまう。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
あなたは今、毎日、楽しいですか。
あなたは今、毎日、自分自身をいたわってあげていますか。
あなたは今、毎日、自分自身を大切にしてあげていますか。
あなたは今、ご自分がどこにいるのかわかっていますか。
あなたは今、ご自分がどこに向かっているのかわかっていますか。
実は、あなたが何もしなくても、周りの人はあなたがいるだけで十分幸せです。あなたが何もしなくても、あなたは周りの人に十分貢献しています。あなたがあなたのままで存在することが、周りの人の幸せに十分役立っています。
あなたは頑張る必要はないのです。頑張らないであなたがあなたのままでいることが大切なのです。
以前の私も「頑張らなくて良い」と言われても、その意味が全然わからず「自分は頑張らなければいけない」と思っていました。
頑張らないと誰からも愛されないし、頑張ることが自分の価値だし、頑張らないと自分は存在する価値がないと思っていました。
そうではないのです。逆なのです。
あなたは頑張らないで、あなたのままでいることがよいのです。あなたは頑張らないで、あなたのままでいることが素晴らしいことなのです。
あなたが今、そこに存在していることが、全てに貢献していることになるのです。
私からのお願いです。もう頑張ることはやめましょう。あなたのままでいてください。
あなたがやりたいことをやって、あなたが行きたいところに行って、あなたが居たいように居て下さい。頑張ることに慣れているあなたには、ちょっと難しいと思いますが、小さなことからで良いのです。
いつもよりも早く退社する。いつもやっている皆のための作業をやめてみる。独りで食べたいランチを食べてみる。
少しずつやってみると、頑張らない自分がちょっとずつ出てきます。頑張らない自分が出てくるとちょっとずつ見える世界が変わってきますよ。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。