「これも自分だし」 まずは自分が自分を認めてあげる
今日は自分で自分を認めるお話。
最近、私は、ある実験をしています。
どんな自分も認めてみるのです。
どんなことにも「これも自分だし」の一言をつけてみることにしました。
自分では気づいていなかったのですが、私は、自分自身に対してとても厳しい人らしく「そんなに自分に厳しくて辛くはないのか?」と言われることがあります。自分では、「まだまだ自分なんて、全然足りない、不完全。もっと、自分を律しないと」って思うことばかりだったのですが、人から見るとたいそう自分に厳しいようです。
そして、自分に厳しいということは、他人に対しても厳しい。
自分に対してしていることは、他人に対しても無意識にやってしまいます。自分に厳しいくしていれば、当然、人に対しても厳しくなってしまいます。
自分に厳しい。
自分はまだまだ、自分は足りない、足りない。
常に自分を批判する、常に自分を評価する。
そして、これを他人にも無意識に投影している。
自分に厳しくできることは、自分の成長にも繋がるから良いことかもしれないけど、それだけでは人生がちょっとつまらないし、息苦しい。
そこで、どんな自分も認めてみることにしました。
出来ない自分。
自信のない自分。
間違える自分。
ダメな自分。
最初は、「こんなことしていて良いのだろうか?」、「ちゃんとしていないと誰かに怒られるのではないか。」とドキドキしましたが、それでも、実験なので続けてみました。
続けているうちに現実が少し変わってきました。
今日は先月中に提出予定の課題を提出していないことを指摘されました。
前の自分だったら、
「あ~、やっちゃったぁ!!提出を忘れるなんて、なにやってるんだ!!!」
「だめだなぁ、私って、どうしてちゃんと出来ないんだ!!」と、
自分に腹を立てたり、
「提出先の担当者に迷惑を掛けてしまったなぁ」と落ち込んだり。
「相手の人にどう思われたのだろう。怒っているよね。」と眠れないくらい不安になったり。
いろいろな思いが頭の中をいつまでもグルグルしていました。
今回はこれを思いきってやめてみました。
「忘れてしまったのはしょうがない。」「これも自分だし。」
「これから仕上げてなるべく早く提出しよう。」「これも自分だし。」
「怒られたら、謝ろう。」「これも自分だし。」
「提出したらこのことは忘れて、早く家に帰ろう。」「これも自分だし。」
「これも自分だし。」これを心の中で言ってみると、不思議と落ち着き、焦ったり、不安になる気持ちもなくなりました。
私の上司にも怒られるかなぁと思いながら、「課題出すの忘れてしまいました。」って言ってみましたが、
「これからやって、出せばいいんじゃない。」と、言われただけでしたし、何とその上司に課題作成も手伝ってもらえました。
おまけに、「この前頼んだ仕事、ちょっと難しかったよね。」
結局、提出先の担当者からは提出が遅れたことについて、特にコメントはなく、その後の指示が来ただけでした。
約束を守らないことは、良くないことですし、わざと忘れたり、遅延する必要はありませんが、忘れてしまったこと、出来なかったことは、もう、仕方がありませんし、うっかりしてしまうことだってあります。
そこを自分で自分を責めすぎたり、批判しすぎたりするのはするのはやめましょう。
自分も辛くなってしまいますし、無意識に他人にも厳しさを求めてしまいます。
「これも自分だし。」どんな自分も認めて、受け止める。これで、十分なのです。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。