“”今日のお題“”
あなたの人生の価値の序列を知っていますか。
私たちは、生活の中で毎日をより良いものにしようとして活動しています。ですが、「なかなか自分が思ったとおりにならない」とか、「自分が思っていることと真逆のことが起こる!!」ということがありませんか。
人生を考えるうえで絶対に外せない考え方の1つに「価値の序列」という考え方があります。これは、人生の中の真理と言うと大げさですが、法則のような考え方で人はこの「価値の序列」の法則から絶対に逃れることは出来ず、必ず全員に働いている考え方の1つです。
どういう考え方かと言うと、人は必ず自分の中に「価値の序列」を持っています。あなたが意識してようと無意識であろうと関係なく、自分の中の価値に序列をつけ、その序列に従って優先順位を付けて生きています。
この価値の序列の中で、優先順位の高いものから順に自分のリソース=時間、お金、エネルギー・空間を使っていきます。毎日、毎日、必ず高いものから順にです。
「価値」と言う表現はフンワリしていてわかりにくい表現なので、ここではあなたの人生を大きく次の7つの分野に分けて考えてみます。
1:お金
2:仕事・キャリア
3:美容・健康
4:知識・教養
5:家族関係
6:交友関係
7:スピリチュアリティ・精神性
(これはコーチングなどで「人生の輪」と呼ばれるものです)
人はこの7つ分野に毎日、序列をつけ序列に従って優先順位を付けながら生活をし、優先順位の高い順に自分のリソースを使っています。
例えば、おうちにいる主婦の人の場合であれば、一般的には価値の序列は、次のとおりになる人が多いようです。
1位:家族
2位:美容・健康
3位:交友関係
家族が優先順位の1位になっていますから、旦那さんやお子さんなど家族のためにお金や時間を使っていくことが自然に多くなっていきます。次に家族の健康に気を配ってお金や時間をかけて毎日の食事を作ったり、掃除やお洗濯など家の中の整理整頓に時間をかけたりすると思います。
また、ママ友やご近所、趣味の集まりなど、人が集まる場所に積極的に出かけて行って、交友関係を築く、広げることに時間やお金、エネルギーを割くことも多いかもしれません。
一方で、独身で毎日お仕事している男性の場合は、主婦の人と優先順位は変わって、
1位:仕事
2位:お金
3位:知識・教養
みたいになる人とが多いです。一般的に、男性は、どちらかと言うと社会的活動を序列の高い方に置く人が多いので、仕事やお金、人脈とか趣味に自分のリソースを使う人が多いですよね。
上で見てきたとおり、人はそれぞれ自分に価値を持っていて、それに序列をつけ、優先順位を付けています。優先順位は人によってそれぞれ異なります。
もう一つ、大事なことがあります。人は価値の序列に従ってコミュニケーションに濃淡をつけています。序列が上の方で優先順位を高くしている分野については、人は話題にしたり、会話に興味を持ったりします。
上の例で言えば、主婦の人は話題や会話の興味の先は、家族、美容・健康、だったりします。逆に、独身男性の話題や興味は、仕事やお金、人脈だったりします。
この二人は、価値の序列が違うので、話題や興味の先が一致する可能性は低く、コミュニケーションを取っても盛り上がらないことが多いです。
一方、主婦どうし、独身男性どうしであれば、価値の序列が同で、話題や興味の先が一致する可能性が高いので、コミュニケーションを取ると盛り上がる可能性は非常に高いです。
これが、いわゆる、主婦の井戸端会議と言われるものや、サラリーマンの新橋ガード下と呼ばれるものになるのです。
今日の冒頭で
『「なかなか自分が思ったとおりにならない」とか、「自分が思っていることと真逆のことが起こる!!」ということがありませんか。』とお話しましたが、思ったとおりになる、思ったとおりにならないも、実は価値の序列に従っているのです。
人は必ず自分の中に価値の序列を持っていて、あなたが意識してようと無意識であろうと関係なく、自分の中の価値に序列をつけ、その序列に従って優先順位を付けて生きています。
あなたの人生はあなたの価値の序列に従って出来上がっています。
序列の上位のものは、思ったとおりになり、あたなが放っておいても勝手に、毎日、発展、拡大、進歩していきます。
序列の下位のものは、思ったとおりにならず、あたなが頑張っているつもりでも、毎日、衰退、縮小、後退していきます。
思ったとおりになる、思ったとおりにならないは、価値の序列のメカニズムが深く関わっています。
価値の序列のメカニズムは、もう少し複雑なお話になるので、また、別の機会にお話しますね。
“”今日のお題“”
あなたの人生の価値の序列を知っていますか。
あなたの人生の価値の序列は、自分に質問をすることで知ることができます。価値の序列を知るために、あなたは自分にどんな質問をしますか。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。