今日はヨガと自己信頼のお話。
今日はヨガ教室に行ってきました。
といっても、
会員になっている
スポーツジムの中の
ヨガクラスなのですが。
以前は、
ヨガのお教室に
3年間くらい通っていたのですが、
人事異動に伴って、
仕事の終わる時間が遅くなり、
その時に通うことが
出来なくなってしまいました。
とても残念に思っていました。
私は、
子供の頃から
身体が異常に硬く、
特に膝裏と腰の辺りが
全然伸びません。
なので、
ヨガのアーサナをやっても、
なかなかかっこよく決まりません。
ですが、
レッスンの時間中は、
余計なことを考えないで、
身体の動きや呼吸に集中できるので、
その時間がとても好きでした。
自分の中が、
しんっと静まり返っている感覚です。
思考が止まって、
身体の感覚に集中する。
普段の生活の中では、
なかなか取れない時間です。
ヨガは、
4500年以上前から
取り入れられている
考え方と身体の動きのようですね。
4500年間、
いろいろな流派や考え方を生み出しながら、
脈々と続いて来ている。
4500年前の
先人たちにとっても、
精神の集中、
感覚の研磨、
思考の止滅、
精神と身体の統合は、
日常の生活の中の
探求すべき課題だったのですね。
今も昔も同じことで
人間は悩んだり考えたり
しているのですね。
そう思うと、
自分の課題も
少し気楽になります。
私は、
書いたとおり、
子供の頃から
身体が硬かったです。
なので、
水泳とか、
持久走とか、
単純な動きだけを繰り返す競技は
例の頑張り屋さんの性質を
遺憾なく発揮して、
得意だったのですが、
ダンスとか、
器械体操とか、
球技とか、
道具を使ったり、
複雑な動きを連続して行う競技は
メチャメチャ苦手でした。
本人としては、
一生懸命やっているつもりですが、
周りからは
「やる気でやれ!!」
「ふざけるな!!」と、
いつもお叱りを受けていました。
本当に、
苦手意識が強かったです。
ですが、
今日、
ヨガクラスの始まる前に、
「自分の身体を信頼してみよう。」と
思ってクラスに入りました。
今までは、
自分の身体は硬い。
身体が硬いから、
アーサナは出来ない、決まらない。
身体が硬いから、
伸びない、無理、出来ない。
こんな風に思い込んでいました。
自分の身体を信じていませんでした。
今日は、
考え方を変えて、
出来ても、出来なくても良い、
この時間を自分と一緒に楽しむ、
自分の身体を信頼してみよう、
自分の身体の思い込みを手放してみよう、
と決めてみました。
そうしたら、
気持が楽になって、
先生の言葉が、
スッと自分の中に入って来ました。
先生が、
「首の力を抜いて」と言えば、
それが自分の中に入ってきて、
首の力を抜くことが出来ました。
先生が、
「背中の力を抜いて」と言えば、
背中が緊張しなくなりました。
身体の力が抜けると、
不思議とアーサナが出来るように
なりました。
これまで、
「伸ばせない」と思っていた部分が
「あれ?私の身体ってこんなにも伸びるんだ。」と
思えるくらい伸ばせるようになりました。
恐らく
今までのクラスでも
先生は「力を抜いて」と
言っていてっくれたのだと思います。
「自分は身体が硬い」という思い込みで、
緊張しながらクラスに入っていて私には、
その言葉は全然入っていませんでしたし、
「自分は身体が硬い」という思い込み満載ですから、
当然、身体は緊張して伸ばせません。
「自分は身体が硬い」という思い込み満載ですから、
「周りの人から、どう思われているのかな?」と
さらに身体は緊張します。
ますます、身体は緊張し、
思ったとおりに動かない。
恥ずかしくてさらに動かない。
でも、
今日は、
自分を信じて、
思い込みを手放して、
リラックスしてやってみたら、
思ったとおりに身体が動いた。
身体が動くから、
ますます、楽しくなって、
リラックスして、
自分の身体に集中することが出来る。
こんな簡単なことだけでも、
自分の身体の反応って
変わるのですね。
自分自身を信頼すると、
心と身体が統合されて、
身体の反応が変わってくる。
身体の反応が変わると、
ますます、自分自身を信頼できる。
心と身体と意識の
良い循環が自分の中で
生まれてくるのだと思います。
ヨガは、
身体の感覚を感じるためにも、
よい習慣です。
自分の中に
良い循環を作る効果もありました。
効果があっても、なくても、
大切な時間でしたが、
ますます、ヨガの時間が
愛おしくなりました。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。