自分と向き合うとは 自分の〇〇と△△をあなた自身が徹底的に知ること
今日は自分との向き合い方のお話。
自分の人生がうまくいかない、自分自身に生きづらさを感じるなど、人生に悩みや困難を抱えている方が、解決を知るための方法として、
自分と向き合ってみる、
自分自身を見つめる、
自分自身を掘り下げてみる、
など、自分の内面をみることを勧められます。
私自身も、自分の人生がうまくいかないと感じていたとき、たくさんの人に「自分と向き合うことが大切」と言われました。
私も言われてやってみようと思うのですが、「自分と向き合うって何をすればよいの?」とわからない時期が長くありました。
自分と向き合う、
自分自身を見つめる。
自分自身を掘り下げる。
瞑想をしてみたり、
どんな自分になりたいかイメージングしてみたり、
今考えていることをノートに書き出してみたり、
1人でボーっと考えてみたり・・・。
いろいろやってみましたが、どれもしっくりきませんでしたし、何よりもやってみても自分について何もわかりませんでした。
ですが、最近やっと、「自分と向き合うってこういうかも。」と腑に落ちた瞬間がありました。
自分と向き合う、
自分自身を見つめる。
自分自身を掘り下げるとは、
「今の自分の好きと嫌いを、あなた自身が徹底的に知る」です。
あなたが好きなこと、嫌いなこと、やりたいこと、やりたくないことは、あなたの内面そのものです。
あなたが好きなこと、嫌いなこと、やりたいこと、やりたくないことは、あなたがこれまでに感じたこと、見たこと、聴いたこと、知ったこと、やってみたことの集大成であり、あなたの好きと嫌いを創り上げているのは、あなたのこれまでの知識と経験です。
あなたが好きなこと、嫌いなことが、実はあなたのすべてです。
あなたが好きなことを、あなたは他の誰に言われなくても勝手に大切にしたくなりますし、
あなたが嫌いなことを、あなたは他の誰に言われなくても勝手に避けたくなります。
あなたは、毎日の生活の中で、好きなことを大切にして、嫌いなことを避けながら、知識と経験を積みながら、さらに好きと嫌いを広げ、細分化していきます。
自分とは、複雑な在り方、捉え方、思考ではなく、「何に好きと感じるか、何に嫌いと感じるか」という感覚であり、
自分と向き合うとは、「何に好きと感じるか、何に嫌いと感じるか」を徹底的に知ることなのです。
私たちは日常の中で、周りの目や自分に対する外側の評価、社会常識や習慣・風習などに囚われて、自分の感情やその時の気持ちを置き去りにしてしまうことがあります。
今、自分が見ていること、
今、自分が聴いていること、
今、自分が知ったこと、
今、自分がやってみていることが、
「好きなのか、嫌いなのか」
あなた自身が好き、嫌いを感じないで過ごしてしまうと、いつしかあなたがあなたを感じないことが当たり前、習慣になります。
あなたは「自分を感じるなんて、たやすいこと、いつでもできる。」と思っているかもしれませんが、実は自分を感じるってスキルなのです。
お料理やお掃除、スポーツや芸術活動と同じスキル。
スキルですから、練習や訓練によって身に付けることができますし、
逆に、練習や訓練をしないとレベルが下がったり、最悪、できなくなったりすることもあります。
自分を感じることも、普段から繰り返し使っていないと、感度が鈍り、感度が下がり、ついには感じなくなってしまいます。
自分を感じることができないと、多くの人が口にする
「自分自身で自分が何がやりたいのかわからない。」状態になります。
人生の迷子です。
人生の迷子にならないために、普段から自分の好きと嫌いを感じてあげましょう。
何かしているその場で、「これは好き、嫌い?」と自分に問いかけるのでも良いですし、1日の終わりに紙とペンに今日あったことを書き出してみて、それぞれ好きだったか嫌いだったかを書き出してみるのもよいでしょう。
感じる時間、感じる方法は自分に無理のないものでかまいません。
長い時間を取る必要もありません。
面倒に思わず、流してしまうことなく、自分を感じることです。
今、人生の迷子になってしまっている方も、「これは好き、嫌い?」を日常の中でくり返すと、いつか、自分の姿がおぼろげながらでも見えてきます。
自分の姿がみえてきたら、自分を取り戻すまで時間はかかりません。
まずは、自分を感じること、自分に聞いてみることから始めてみましょう。
今日あったこと、あなたは好きですか?嫌いですか?
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いつもあなたを応援しています。