自分の人生は自分で決める

頑張るをやめたら あっという間に人生が良くなりました

感情や感覚を「なかった」ことにしても やっぱり「ある」ところに戻ってくる

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今日は感じることのお話。

 

 

私たちの周りにはたくさんのモノ、ヒトに囲まれています。周りのことからはたくさんの影響を受けています。周りからの影響には自分にとって都合の良いこともあれば、都合の悪いこともあります。

 

 

仕事でミスをして、上司に怒られた。。。ションボリ

ずっと楽しみにしていた約束をパートナーが破った。。。ガッカリ

お客様からいただいたシュークリームがとっても美味しかった。。。うれしいな

職場に履いていったスカートが素敵だと褒められた。。。ヤッター

 

  

いろいろなことがある中で、私たちの中にはたくさんの感情や感覚がわき上がってきます。感じたい感覚もあれば、感じたくない感覚もあります。種類や量もそれぞれです。

 

 

以前の私は、「何事もない平穏無事な生活を毎日送る」が人生の目標でした。」

 

私はうれしかったり、楽しかったりすることは、覚えていなくて、苦しかったこと、辛かったことを覚えている傾向が強いです。
苦しいこと、辛いことを後から思い返してやっぱり苦しいこと、辛いことを感じるのが嫌なので、それであれば「最初から感じない」、感じてしまったとしても「なかったことにしよう」と思ってきました。

 

 

楽しいことは感じるけど、辛いことは感じない。
人間のココロは、そこまで自分に都合良くはできていなくて、楽しいことを感じれば、苦しいことだって感じますし、逆に、苦しいことを感じなければ、楽しいことも感じないのです。

 

 

であれば、と、苦しいことから逃れたい一心で、苦しいことを感じない替わりに楽しいことも感じないことを選んできました。

 

 

私は「感情も感覚も元々私に備わっていた私自身のものだから、今は感じないようにしていても、自分の都合で感情が欲しくなったら、また、いつでも感じることはできる。感じることは簡単!!」と思い込んでいました。

 

 

ここでも人間のココロは、そこまで自分に都合良くはできていなかったのです。
感情や感覚を感じることって、本能の部分もありますが、実は、スキルなのです。スキルだから、練習したり、使い続けたりすることで、感じるセンサーはどんどん感度が高くなっていきます。逆に、スキルだから使わないでいると鈍ったり、使えなくなったりしていきます。

 

 

私自身、「感情を感じない、自分の感覚を感じない、信じない、なかったことにする」を繰り返してきたら、何も感じない人ができあがりました。感じることを完全に遮断していたので、センサーの感度は鈍りスキルが低くなり、感じることが出来なくなってしまいました。

 

 

私たちに備わっているものは、必要ないものは何もありません。必要だから備わっています。それを無視して、ないことにしていると、いつか自分でも気がつかないうちに、自分の中でひずみが生まれます。
ひずみはいつか、自分の中に収まらないで、表面に出てきます。

 

 

出てくると、自分に取って、都合の悪いことが起こり始めます。
意味もなく悲しくなったり、やる気にならなかったり、生きている意味がわからなくなったり。
やっぱり、苦しいのです。

 

 

実は、一見、自分にとって「都合の悪い」これすらも、私にとっては「必要だから起こっている」ことなのですが。そのときは私自身、そのことには気がつきもしません。

 

 

苦しみたくないから、感情をなかったことにする。でも、やっぱりそこにひずみが生まれて、やっぱり、苦しい。そして、感情があるところに戻ってくる。

 

このプロセスを通じて、本当の自分、新しい自分に気がつく、見いだす。

 

 

人生の中では、また感情を失っていくことがあるかもしれません。

人生の中で、またこのプロセスを通るかもしれません。

 

 

前の私は、これを「ムダ」だと思っていましたが、やっぱり必要。戻ってくる。

「なかった」ことにしても やっぱり「ある」ところに戻ってきます。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

いつもあなたを応援しています。