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自己顕示欲が強い人が教えてくれる 本当の自分が望んでいること


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“今日のお題”
自分で自分を認められていないものは何ですか。


今日は自己顕示欲の強い人との関わりのお話。


人は多かれ少なかれ周りの人に自分を見てもらいたい欲求、自己顕示欲を持っています。人間関係が煩わしい、コミュニケーションが苦手など他者との係わりに苦手意識を持っている人でも、他人から全く無視されてしまうのは、辛いことです。どんな人でも少なからず持っている自己顕示欲。


自己顕示欲が強すぎる人は、周りの人との摩擦を抱えやすく他人から敬遠されてやすく、自己顕示欲が小さすぎる人は、自分の内側にこもりやすく自分を上手く表現出来ない傾向があります。何れにしても人間関係や恋愛、パートナーとの関係で障害が生まれそうです。


特に、自己顕示欲の強い人は、自慢話が多い、繰り返される強烈な自己アピールなど自分の周りにいるとちょっと困ってしまう場合もあります。


自己顕示欲が強くなる原因はどこにあるのでしょうか。


自己顕示欲が強い人の心理とは

自分が意識している、していないにかかわらず、自己顕示欲が強い人は、他の人よりも周りの人から認められたいという気持ちを強く持っています。より強く「自分を他人に認めて欲しい」と思っています。

「自分を他人に認めて欲しい」と思っているということは、その裏側に「自分は他人に認めてもらっていない」とも強く思っています。元々、自分が認められていると思っていれば、強烈な自己アピールは必要ありません。自分が「認められている」感覚を持っていないから強烈に欲しているのです。


自己顕示欲の強い人は、なぜ自分が「認められている」感覚が持てないのか


認められない感覚を持ってしまう原因は、親元での生活や学校での教育など、子供の頃の環境から来ていることが多いです。
幼少期に自分が思ったような関わりや愛情を、親や自分を養育している人から与えてもらえなかったと感じている人は、「自分が認められている」と言う感覚を自分の中で十分に育てることが出来ません。


自分が「認められている」感覚が持てないために

結果、自分が大人になってから、自分の親の代わりに周りの他人に「自分を認めて欲しい」という感覚を持ってしまいます。
自分のことを周りの他人に認めてもらう、認めさせようとするために、周りの人に何回も自慢話をする、自分の話ばかりをしてしまうなどの過剰な行動に出てしまいます。

「周りの他人に認めてもらう、認めさせようとする」行動は、他人からの評価や承認、賞賛を求める行動であり、自分の価値や評価を完全に他人に委ねる、「自己評価」ではなく「他者評価」の行動です。

自分の価値や評価を他人に委ねてしまうと、いつまでたっても自己評価は高くなりません。自己評価が高くならないということは、いつまで経っても自分のことが認められず、結局、自分を満たすことが出来ないのです。


自己顕示欲が強い人は、自分で自分を認め、満たしたいと思っているのに、満たすことが出来ない人なのです。


どうしてあなたは自己顕示欲が高い人が気になるのか


自己顕示欲の強い人が自分の周りにいると困ってしまう場合があります。何回もその人の自慢話を聞かされて鬱陶しい、その人とは全く関係ない話をしているのに、いつの間にかその人のことに話題が移ってしまい話がつまらない。
自己顕示欲が強い人が側にいるとどうしても悪い方に気になってしまいます。


では、そもそも、なぜあなた自身が自己顕示欲の強い人が気になるのでしょか。


あなたが自己顕示欲の強い人が気になるということは、あなたの中にもその自己顕示欲の強い人と同じ要素があるということです。あなたの中にも「自分で自分を認め、満たしたいと思っている」要素があるのです。


例えば、あなたの目の前で堂々と、あなたの大好きなハンバーグを食べている人がいるとします。

この時あなたが、とてもお腹が空いていたとして、自分がハンバーグを自分の目の前で、何の遠慮もなく、見せびらかしながら食べている人に対して、羨ましさや食べることが出来ない苛立ち、最後は苛立ちを通り越して腹立たしさを感じることもあるかもしれません。

逆に、あなたが、既にお腹がいっぱいで満たされている状態であれば、少しはハンバーグを食べるその人が気になるか、または、全く気にならないかもしれません。

 

自己顕示欲の強い人が気にならなくなるには


自分の内側がいつも満たされていれば、外側の他人が自慢話をしようが、強烈な自己アピールを繰り返そうが自分は気になりません。気になったとしても、受け流すこと、自分とは切り離して感じることが出来るので、鬱陶しさや苛立ちを感じることはありません。


問題は自分の内側であって、自分の外側で起こっていることは問題ではないのです。


自分の中に、認めて欲しいけど、認められていないと感じるもの、自分で自分を満たせていないものはありませんか。

ヒントは「あなたが気になる」その人です。

自己顕示欲の強いその人が主張していること繰り返し言うことは、少なからずあなたのセンサーに引っかかることを言っている可能性があります。


少しで良いので時間を創って自分の中や「気になるその人」を観察してみてください。認めて欲しいけど、認められていないもの、自分が満たせていないものが見つかるかもしれません。それを、認めたり、満たしたり、認めていなかった自分自身を認めていくと、自分が満たされ自己顕示欲が強い人のことも気にならなくなります。


“今日のお題”
自分で自分を認められていないものは何ですか。


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

いつもあなたを応援しています。

 

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