自分の人生は自分で決める

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自分のサイズを知って究極のミニマルライフを楽しむ

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今日は自分のサイズのサイズを楽しむお話。

今日、こんな記事を見かけました。



都心の若い世代を中心に、自分の職場である大都市の極近所に住むことを希望する人が増えているみたいですね。一人暮らしの人であれば四畳半の大きさ、家具や家電も必要最小限で十分と考える人も多いみたいです。

このような住宅は狭くても都心の住居ですからやはり、郊外に住むよりは家賃は多少し多めに掛かってしまうようです。それでも、通勤にかける時間を、友達や家族と過ごす時間、趣味や勉強に使う時間など自分のプライベートのために使う時間にしたいという考え方が根底にあるようです。

こういった通勤や住居の他にも、仕事や収入も自分の守備範囲を出ず、自分の能力の範囲や時間で働いて、自分の想定のサイズにあった収入を得る。極端にお金のかかる趣味や特技を持たずに無理なく楽しめる趣味を持つ。

職場の近くに住み、部屋の大きさも大き過ぎず小さ過ぎず。仕事も収入も自分の想定の範囲を超えず、負担にならない範囲で趣味を楽しむ。

行動範囲、住むところ、時間の使い方、自分の収入。生活の全ての分野において自分の想定の範囲に収めて大きく出すぎない。自分の納得したことに、最大限の自分の生活リソースを注ぎ込む。こういうライフスタイルにシフトしている人が日本でも増えてきているのかもしれません。

これもある意味1つのミニマルライフのカタチかもしれませんね。

以前の日本は、若者はお金のない学生時代の「いわゆる四畳半」に始まりました。大きな部屋、たくさんの消費財産を持つことに憧れを持ち、就職して収入を得るようになったら、広めの部屋に転居する。家の大きさに合わせて家電を揃え、趣味のものを揃え、結婚したら広い賃貸住宅に家族で引っ越すか郊外に土地のある自分の家を持つ。こういったライフスタイルがステレオタイプな消費の仕方でしたし、一般的と言われる生き方でした。

しかし、社会の状況や経済の混乱、大規模災害やテロなどの大事件など、日本は世界の中で大きな事柄を経験する中で、以前のライフスタイルが実現出来ない、実現出来ても維持が難しい。または、そもそも消費拡大に重きを置かない考え方が生活の中に浸透してきています。

こういう考え方を「経済が縮小化する。」とか「今の日本には以前の活気がない」など、嘆く人や反対する人も中にはいます。でも、日本には昔から「起きて半畳、寝て一畳。」という言葉があるように、「人が生活する、人が生きていくのに、それほど多くのものはいらない。必要以上に多くを望んでも、結局、使い切ることは出来ないから多くを望んでも仕方がない。」こういう考え方がありましたし、こちらの方が日本の人には合っているような気がします。「小さくなった」、「活気がない」というよりも「元のカタチに戻った。」と言う方がしっくりくるかもしれません。

行動範囲、部屋の大きさ、仕事や収入、休日の過ごし方。生活のあらゆる分野で自分の扱いやすい大きさにする。外から与えられたサイズではなく「自分のサイズに合った生き方」。
「自分のサイズに合った生き方」は、そこに人のものさしを持ち込むとか、人と比較するとかは必要ではありません。自分の基準をものさしに自分で判断して、自分で決めて行動すれば良いのです。

自分のサイズが通勤圏内であれば、その人はその中で行動すれ良いですし、自分のサイズが日本って人であれば日本中で活動すればよい。「自分のサイズは地球だ!!」って人は、7つの海を渡って活動すれば良いのです。そこには他人の判断や評価は関係ありません。

最近、人には生まれた時から自分の内側に持っている、自分のボストンバックがあるのではないかなと思っています。

そのバックは小さいバックの人もいれば、何でも入ってしまいそうな、とんでもなく大きなバックの人もいます。今は小さいけど大きくすることを望む人もいるし、思い切ってそんなバックは捨ててしまったと言う人もいるかもしれません。そのバックがどんな大きさのバックであれ、自分に合っているから無理がないし、そこには心地良さがあります。そして、自分のボストンバックの大きさに気づいて余計なものを手放し、バックに合った心地よいライフスタイルを選んでいる人がミニマリストじゃないかなと思います。

ボストンバックの大きさを選ぶのは自分だし、どんな大きさ、形、そもそも持つか持たないかも全部自分自由です。自分の責任で、全部、自分で決めて良いのです。

仕事、住居、時間、行動、思考。全てを自分の目の届く範囲にして、確実に自分自身でハンドリング出来る大きさにする。ものが大きい小さい、多い少ない、華美であること地味であることも含めて自分自身でハンドリングする。自分の人生に自分で責任を持つってこういうことかもしれませんし、これができたら究極のミニマルスタイルかもしれません。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

いつもあなたを応援しています。