自分の人生は自分で決める

頑張るをやめたら あっという間に人生が良くなりました

自分を許すと良いらしいのだけど、じゃあ、私は一体どうすればいいの?

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自分を許すことについて
書いてみたいと思います。


人生を変えるとか
自分を変えるとかを
書いているブログや本が
たくさんありますよね。


この中で必ず書いてあるのが、
「自分を全て許しましょう。」

ふんふん、なるほど・・・。


自分を許すと人生が変わるのか・・・。
自分を許すと自分が変わるのか・・・。


で、自分を許すってどうすればいいの???


人生の迷子になっていた時の私も、
こういう文章をたくさん読んできました。


で、たくさん「自分を許す」って読んできました。


でも、
これ、
どこにもやり方が書いてない。


私は、
子供の頃から
ずっと自分を許せないでいました。


誰が来ても、
相手は全部OK。
私は全部NG。


相手が、
遅刻をする人、
ドタキャンする人、
すぐ怒る人、
ワガママな人・・・。


どんなに理不尽なことをされても、
どんなに自分を蔑ろにされても、


相手はOK。
私はNG。


だから、
急に「自分を許す」って言われても、
どこから何をすればいいのか、
さっぱりわかりませんでした。


でも、
「自分を許す」といいらしい。


そこで、
自分の思いつく限りのことを
やってみました。

 

私の中では、

許す=自分の思ったとおりに行動してよい

だったので・・・、



ビクビクしながら、
仕事の手を抜いてみる。


ビクビクしながら、
親に口ごたえしてみる。


ビクビクしながら、
買いたかった洋服を買ってみる。


ビクビク、ビクビク、ビクビク。


自分の思ったとおりに行動することに
慣れていないので、全部、ビクビク付き。


ビクビクしているから、
全然、楽しくないし、
どこかで、何かを恐れているし、
むしろ、やったことを絶賛大後悔。

許すどころか、
お得意のダメ出しが出てしまいました。


どうしたら自分を許せるのだろう?


一回考え始めると、
突き詰めてしまう私は、
ここから「許す」ことの奴隷になり、

何をしていても、
どこにいても、
誰といても、

「許す」ことばかり
考えるようになってしまいました。


・・・。
この状況、
「自分を全て許しましょう。」を
知る前よりも、

もっと苦しい状況を
自分から作りだしてしまっていました。


苦しさから逃れたかったのに、
さらに苦しい状況を生み出す。


自分の悪い癖が出てしまっていました。


今考えると

元々、完璧主義者だった自分が、
そもそも何かを許すってことが
無理だったのです。


生まれてからずっと、
頑張る、頑張る、
努力、努力を
ひたすら繰り返してきたのに、

ある日急に、
「もうあなたを許します。」って
言われても
それは無理です。


全速力で走って来たのに
急に車のスピードを緩めることは
出来ません。


困り果てていたところで、
ある人から、
「許すことが出来ない自分を許してよい」
と言う考え方を教えてもらいました。


今まで完璧主義だった自分。
その自分が、
「出来ない自分を許す」日が来たのです。


苦しさでいっぱいでした。
(今、考えただけでも涙が出てきます)



努力と根性で
無理をしてでも、
何でも出来るようになってきた自分。


その自分を
手放さなければならないのです。

努力と根性に愛着がいっぱいです。

それを手放すなんて、
考えただけで涙が出てきてしまいます。


それを手放して、

「次に何かを頑張らないと
いけなくなったときに、
頑張れなくなったらどうしよう・・・。」

こんな思いでいっぱいです。


怖いよう、
嫌だよう、
このままがいい・・・。

こんな言葉も自分の中から
聞こえてきました。


でも、
今ここで手放さないと、
ずっとこのままなのです。

怖いけど、
手放したくないけど、

ここでバイバイしないと、
私は変われないのです。


自分の中の自分と相談しました。


何十年も
自分を無視しまくってきていた
私でしたが、

この頃には、
少しずつ自分と話しが
出来るようになっていました。


話し合って、
ちょっとずつ
バイバイすることを
決めました。




いつもの時間どおりに職場に着けなかった自分も許す。

突然の電話に時間を取られ、1日の計画どおりに
仕事が進められなかった自分も許す。

「もう頑張れない。」と呟いてしまった自分も許す。


まだまだ
許せない自分もたくさんいます。
昨日は許せたけど、
今日は許せない自分もいます。


それでも許す。
今日を許す、自分を許す。


何年もかかって作ってきた自分だから、
急に変わらなくても良いのです。


愛着いっぱいの自分で良いのです。


それでも私は良いのです。


あなたも私も
いつか、
全部の自分に大きな、
大きな許しを与えられるように・・・。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

いつもあなたを応援しています。